上口愚朗
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上口愚朗 作家情報
上口愚朗(かみぐちぐろう)は東京都台東区谷中で生まれました。宮内省御用達の大谷洋服店へ奉公に出た後、26歳で上口中等洋服店の看板を掲げています。上口愚朗が出した洋服店は英国直輸入の最高級服地を使っており、英国式の裁縫を使った超高級な洋服を販売していました。
自らの店の名前に中等という言葉をわざわざ入れたのは、彼のユーモラスな人柄を表していると言えます。昭和初期になると、上口愚朗の洋服屋は絶頂期を迎えました。その頃に和時計や、中国、韓国、日本の古陶磁の収集をはじめています。
やがて上口愚朗はコレクションだけでは飽きたらず、作陶に魅せられました。集めていた古陶磁の研究をはじめ、自ら釜を築いて作陶を開始したのです。昭和27年には個展を開催したことによって陶芸家としての上口愚朗が注目されるようになりました。
上口愚朗の陶芸作品の特徴は伝統的な日本の茶碗を忠実に復元したものがあります。同時に自ら野獣派陶碗と名付けたフォーヴィズム調の作品が上口の陶芸作品の主な特徴として挙げられるでしょう。昭和32年には上口独創の黒志野茶碗が日本伝統工芸展で入選を果たしています。
当初、野獣派陶碗はあまり評価はされませんでした。しかし昭和30年代から自宅の庭で野獣陶を展示して焼き物談義をする園遊会スネモノ会を毎秋開催しました。そのうち野獣派陶碗は政財界からも後援者が名前を連ねるほどの人気となっていったのです。
一方上口愚朗は陶芸界の権威に対して反発をしていました。そのため不要無名文化財とプロの陶芸家に対して自らを名乗り続けたのです。この辺りも陶芸家を超えた上口愚朗の人柄が見受けられます。
「オレが死んだら骨の粉をまぜた上釉を、生前に作った茶碗にかけて焼いてほしい。骨はカルシウムだから、明るい色の茶碗ができるだろう。それを形見分けとして配ってくれ」
まさに奇才と呼ばれるに相応しい遺言と言えるでしょう。
略歴
1892年 | 東京都谷中で生まれる。 |
1908年 | 宮内省御用達の仕立洋服店である大谷洋服店で勤務。 天皇陛下、皇太子の服の仕立てを任される。 |
1918年 | 東京谷中に、上口中等洋服店を開店。 日本一のテーラーとして評判。宮家や政財界、著名人も顧客として多く来店。 魯山人や棟方志功、濱田庄司や石黒宗麿らも洋服を作った。 |
1925年 | 古陶磁や大名時計のコレクションを始める。 |
1938年 | 顧客の川喜田半泥子から陶芸指南。 趣味での陶器制作を始める。 |
1945年 | 戦況が悪化して洋服店は廃業。 |
1946年 | 陶芸家を志しす。上野山に工房用地を取得 茶碗制作を始める。 |
1949年 | 横山大観らと親交。 |
1952年 | 銀座黒田陶苑で第一回個展、上口愚朗陶芸展を開催。 |
1953年 | 銀座黒田陶苑で第二回個展、上口愚朗陶芸展開催。 |
1954年 | 日本橋高島屋で個展 |
1955年 | 東京大丸で個展。それから~57年まで毎年開催する。 |
1957年 | 日本伝統工芸展に入選 古陶磁研究論文の執筆や寄稿を積極的に行う。 |
1962年 | 日本橋三越で個展。以降、毎年開催する。 |
1964年 | 大徳寺、立花大亀老師の推薦による銀座三越で個展開催。 |
1969年 | 日本橋三越個展に松永耳庵が来場し井戸茶碗購入。 |
1970年 | 逝去 享年78歳。 |
1974年 | 生涯にわたり収集した大名時計を保存する大名時計博物館開館 |
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